2023-07-05 guanli 20
原初のRNAから進化の過程を紐解いていく 生命の起源に迫る成果発表のポイントRNAが最初の生命システムであるという仮説において、単純で短いRNAから生命の大きな特徴でもある自己複製ができるRNAがどのように生まれたかは謎とされてきました。本研究では、わずか20塩基の短いランダム配列のRNA集団から特定のRNA配列と構造が自発的に出現すること、またそれらのRNAを基に、特定の20塩基のRNAが自己複...
2023-07-06 guanli 29
世界最高精度の宇宙X線画像を鮮明化する独自手法の開発に成功~超新星残骸カシオペア座Aを用いて原理実証~立教大学理学研究科物理学専攻 山田研究室の酒井優輔 大学院生、山田真也 准教授、佐藤寿紀 助教 (現明治大学講師)、早川 亮大 研究員 (現KEK研究員)、日暮 凌太 (研究当時 立教大学大学院生)、小湊 菜央 大学院生らの研究チームは、宇宙X線観測衛星チャンドラの世界最高の角度分解能を最大限に活...
2023-07-05 guanli 14
脱炭素の加速へ―――メタン活用に新たな選択肢 ~酵素を"だまして"メタノールに変換する新技術~国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院理学研究科の荘司 長三 教授、有安 真也 助教、米村 開 博士後期課程学生(研究当時)らの研究グループは、化学的に合成された分子を用いて、酵素の機能を人為的に制御する技術(基質誤認識システム)を駆使し、大量生産が容易な酵素を用いて、天然ガス...
2023-07-06 guanli 18
【研究成果】宇宙最大規模の衝撃波で消費されるエネルギーを測定 ~最も近くの衝突が始まったばかりの銀河団~KMIの中澤知洋准教授と理学研究科の大宮悠希博士後期課程学生らの研究グループは、欧州のX線天文衛星「XMM-Newton」のデータを解析し、近傍に存在する衝突銀河団CIZA J1358.9-4750でまさに生まれたての衝撃波の「縦・横・奥行き」と衝突速度の推定に成功。その巨大な衝撃波の中で2.3...
2023-07-06 guanli 9
東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科 統合生理学分野の八尋貴樹(やひろ たかき)大学院生、片岡直也(かたおか なおや)特任講師、中村和弘(なかむら かずひろ)教授の研究グループは、暑さ・寒さから逃げて快適な温度環境を探す体温調節行動を起こす脳の神経路を明らかにしました。人間などの動物は、生命活動を行う上で適切な体温を保つため、体温調節行動を行います。カメの甲羅干しや、人間が夏に薄着をして...